錦織 圭

3時間30分、テレビの前に釘付けだった。ちょっと、泣きそうになった。
18才のジャパニーズボーイがやっちゃいました。“US OPEN”で、世界ランク4位のフェレール(第4シード)に勝利。
予選から出場の予定だった錦織。予選開始前日にヒューイットの不参加によるストレートインの連絡が入ったそうだ。予選の3試合を戦ってたらたらここまで来れたかどうかわからんけど、運も実力のうちさ。
多彩なショットを使ったクレバーなテニス。
イチバンの武器は、フォアハンド。とにかく、このフォアでは攻める。アウトしてもアウトしても打ち続ける。

でも、そういう派手なプレーだけじゃないところが感動モノ。
第1、第2セットは、完全にペースを握ってた。勢いに乗っている若い錦織なら、ここまではあり得る。問題は、そこからどう戦うか。
第3セット、錦織は疲れが出てくる。一方、フェレールはどんどん調子が上がってくる。
サーブが弱くなり、フェレールの深いリターンに苦しむ。フェレールは、サーブも力強さを増してくる。錦織は、次のプレーへの判断も少し遅れ気味になり、防戦一方になった。
第4セットも第3セットと同じ流れ。…多分、錦織はこのセットの途中で第5セットでの勝負を決意した。数字では2-6だったけど、セットの終盤になってバックスライスやドロップショットやロブを使い、少しずつ違う流れをつくり始めた。ブレークされ続けてたサービスゲームも最後にキープして、いざ次のセットへ。
ここで、いつもの(?)メディカルタイムアウトをとる。
太もも、腰のマッサージを受けてる錦織を見て、「やるつもりだな」って思ったし、「勝てるかもしれない」って思ったよ。いや、ホントに。6-4、6-4、3-6、2-6…数字上流れはフェレールだったけど、な~んか雰囲気は錦織だったような気がした。
第4セット、生き返った錦織。フェレールもランク4位の意地でマッチポイントをしのぎ、簡単には勝たせてくれなかったけど。ホント生き返ったね。サーブも決まりだしたし、脚も動いてた。第5セット、7-5。

すげぇ~よ。スゲェ。これで、ベスト16入り。
“71年ぶり”だの、”日本人初”だのっていろいろ周りは言ってるけど、そんなこと関係ないだろ。本人も意識してないだろうし。自分のために、いけるところまでいっちゃいなさい
今年の夏、なんかつまんなかったんだけど、最後にちょっと元気になったかも…オレ。
オリンピックなんか吹っ飛んだね。
あ~。テニスやりたくなってきた。
スクールのコート改修工事でしばらくできなかったもんで。
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